こちらではオーダー家具について紹介させていただきます。どうぞご参考になさってください。
家具は主に木材でできており、そこには命があります。その証として年輪がありそれを木目といっております。
私たちは、その命に第2の人生を与えることが仕事だと信じております。高級な家具は無垢材を利用しておりますが、それは生きている木と対話をすることから始まります。
無垢材は曲がる、反る、ひびも割れ、伸びたり縮んだりします。塗装にも相性があります。それらを理解することで、製品を造ることになるから高級と言われるのだと思います。
弊社における、家具の造り方、木材との関係をご説明させていただきます。
木材の買い付けをするために、山に樹木を見に行くこともございます。時には、地中に埋まっているケヤキなどの大木を仕入れることもございます。そんな出会いから始まります。
同じ樹木でも、この家具にはこの木のこの部分がふさわしいと吟味をいたします。そして製材、木取り、加工を経て、組み立て、塗装となります。お客様と永くお付き合いをさせていただけるために、努力を継続してまいります。
弊社と木材の関係は、木とどれだけ信頼関係を築けるかによります。
まずは、材料との出会いです。いつでもどこでも、誰でもいい材料と巡り合えるわけではございません。
昨今では、ジャストインタイムの資材の納入が会社の利益に貢献できると言われて久しいですが、我々は俗にいう『トヨタ看板方式』を目指しておりません。いいものがあれば、まとめて買う。掘り出し物だと思えばすぐに買うことをモットーにしております。
従いまして、弊社の倉庫にはいつも20種類以上の木材があります。弊社にはその材料を見極める力があります。小さな会社であるがゆえにできることかもしれませんが、弊社の経営の考え方であります。
弊社の宝箱である資材センターには、常時20種以上の木材がございます。